カプセルトイについて

戦後まもなく登場したアメリカ産の人気おもちゃであるカプセルトイは、子どものみならず大人の間でもマニアが急増しているヒット商品ですが、集めるだけではなくビジネスとしても熱い視線を浴びているのです。デパートの踊り場やテーマパークあるいはスーパーマーケットのスペースなどいたるところで目にしますが、設置しているのは一般のサラリーマンやお隣の主婦という場合もあります。

もちろん一機設置するのに無料ではありませんしカプセルもそれなりに発注しなければ元手をとるのも難しいはずですが、投資家が増えているという事は利益を見込んでいなければそうなりません。子から孫へと引き継がれてきた往年の玩具は夢を運んでくるのと同時に、お金にもなるというのはなんとも不思議な気持ちになりますが、設置するのはそう難しい事ではありません。

かつて自動販売機があちこちに出没した時も、普及の担い手になったのは主婦たちでした。今やカプセルトイ業界は、利益を得るための副業としてかつてないほどの活気を呼んでいるのです。カプセルトイすなわちガチャガチャは、もともとアメリカのガム会社が球体ガムを自動販売機で売るために開発されたものですが、おもちゃ会社の目に止まりミニおもちゃも、球体カプセルで自動販売機販売を始めたのをきっかけに全米に拡大していったのです。

コインを入れた時に何が落ちてくるかわからないわくわく感がガチャガチャの魅力であり、子どもも大人も、すぐスリル満点のおもしろさの虜になってしまいます。そこに目をつけてビジネスに替えてやろうという大人が表れるのは自然の流れとも言えます。自分が子どもの頃に遊んだおもちゃで、小遣い稼ぎもできるというのはある人々にとっては画期的なビジネスプランにちがいありません。